三菱重工業ってどんな銘柄か知ってる？
2023/11/24、現時点で三菱重工業が話題です。なんでも政府の防衛予算増額を受けて防衛宇宙事業の売上高が3年後に倍増する見通しをしました。同事業を含むセグメントの売上高が現状の5000億円規模から26年度にかけて1兆円規模に達する見通しを示したそうです。事業利益率に関しては足元の7%から10%程度を目指すそうです。そこで今回は三菱重工業がどの様な銘柄か直近の決算などを元にひも解いていきたいと思います。皆さんは三菱重工業が何をしている会社か知っていますでしょうか。三菱重工業は重工業製造を担う会社です。船舶、発電所などのエネルギー関連機器、航空機、防衛機器、ロケットなど、他にも様々なものを作っている企業です。セグメント別に見てみるとエナジー、プラント・インフラ、物流、冷熱ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の4つのセグメントに分けられています。
三菱重工業の決算は?財務状況は?
2023/11/6に発表された2024年3月期第二四半期によると売上高は2069272百万円、税引き前四半期利益は133714百万円でした。また通期の売上高、税引き前四半期利益は前回予想を据え置きそれぞれ4300000百万円、290000百万円を予想しています。これはIFISコンセンサスを9.9%下回る水準になっています。次に貸借対照表を見ていきましょう。流動資産は流動負債より多く健全です。また利益余剰金は1306204百万円になっています。1兆円以上あって利益と比べて資産は潤沢にありますね。ここで今回のニュースを見ていきましょう。航空・防衛・宇宙のセグメントが5000億円から1兆円規模になるそうです。2024年3月期の通期売上高予想は4兆3000億円なのでこの中の5000億円が1兆円になる見通しみたいですね。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。今回はニュースを元に三菱重工業の決算内容を簡単にまとめました。同社の決算短信を読んでいない人は少しでも参考になると嬉しいです。このブログを読んだ人にとって役に立っていることを願います。
コメント