百貨店株の決算
2024年6月28日に高島屋とJ.フロントリテイリングの2025年2月期第1四半期の決算が発表されました。J.フロントリテイリングは大丸松坂屋百貨店が主力で商業施設のパルコやギンザシックスも参下です。今回は2社の決算についてみていきたいと思います。
決算内容
結論から述べると高島屋、J.フロントリテイリング共に通期予想を上方修正しました。2社ともに2025年2月期第1四半期の実績と通期予想がISIFコンセンサスを上回りました。
高島屋 | J.フロント | |
2025年2月期第1四半期経常損益
コンセンサス乖離 |
32.1%上回る。 | 46.1%上回る。 |
通期予想経常損益
コンセンサス乖離 |
5.8%上回る。 | 1.1%上回る。 |
まだ第一四半期だけですが、高島屋、J.フロント共にコンセンサス予想を大きく上回っています。高島屋の決算を見ていくと国内百貨店業の営業利益が前年同期比108.9%増となっていました。理由としては”円安を背景にインバウンド売上高が増大したことに加え、全体売上高の約8割を占める国内顧客売上高も堅調に推移いたしました。“と記載がありました。インバウンドだけでなく、国内の顧客売上も堅調なようです。
おわりに
8月上旬には、三越伊勢丹HDの決算も控えていて楽しみです。ここまで読んでいただきありがとうございました。今後の投資に少しでも役に立ててもらえると嬉しいです。
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