川崎汽船ってどんな銘柄!?

2023/11/22の相場

2023/11/22は月曜、火曜と打って変わって日経が陽線を付けた日になりましたね、日経平均の構成銘柄を見ても上昇している銘柄の割合が多いです。朝にエヌビディアの決算があって時間外で下落していたので心配していましたが日経が陽線となって安心しました。そんな中で本日2.74%上昇している川崎汽船という銘柄を直前の決算をもとにひも解いていこうと思います。

川崎汽船ってどんな銘柄?

海運大手3社の一角で電力炭、自動車船などが強いそうです。2023/11/2に発表された第二四半期の決算によると売上は458973百万円、経常利益は85280百万円でした。直近のISIFコンセンサスを1%上回る水準でした。また通期の経常損益は前回予想を据え置き135000百万円を予想しています。ISIFコンセンサスを8.5%上回る水準になっております。現在の株価はというと戻してきてはいますが決算後売られていますね。市場はもっと上を予想していたようです。単純に売上高と経常利益を比べると利益率は良いと感じます。商船系の株は利益率が高いのでしょうか。ここで日本郵船の決算も見てみましょう。日本郵船の2023/11/2に発表された第二四半期の決算によると売上高は1168335百万円、経常利益は159297百万円でした。やはり商船系の銘柄は利益率が良いみたいです。次に貸借対照表を見ていきましょう。流動資産は流動負債より多く健全です。長期借入金は267512百万円あるみたいですが利益と比べると問題ないように見えます。また利益余剰金は1291383百万円でかなりため込んでいます。次にキャッシュフロー計算書ですが営業活動によるキャッシュフローはプラスでこれは本業が上手くいっていることを示します、投資活動によるキャッシュフローはマイナスで事業の成長に積極的に投資している状況といえます。次に財務活動のキャッシュフローですがマイナスとなっていて借入金を返済する余裕があるようです。

 

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。チャートや噂だけを頼りに株を購入する方は多いのではないでしょうか。決算短信を読むことでなぜこの様な株価推移をたどっているのかを知れることも少なくありません。このブログを読んで財務状況に興味を持ってもらえると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました