積立nisaとは
最近、積立nisaをやった方がいいよと言われる人が多いんじゃないでしょうか、これから始めたいという人や既に始めていて復習をしたい人はぜひご覧ください。
簡単に言うと積立nisaは『投資で得た利益に税金がかからない制度』です。普通、株を売買して得た利益には20.315%の税金がかかります。しかし積立nisaという制度内で購入した投資商品で利益を得ても税金がかかりません。ただし積立nisaで購入できる投資商品は限られています。簡単に言うとこんな感じです。
どんな商品を積み立てるか
その限られている商品で代表的なものがS&P500や全世界株式といわれるものです。ここでS＆P500とはアメリカに上場している株500社のパック詰め商品みたいなものです。なのでS＆P500に投資することでアップル、マイクロソフト、アマゾンなどの代表的な企業に投資するということになります。全世界株式というのはアメリカの株だけでなく他の国の株も入っています。全世界株といいつつ約60%はアメリカです。これは大きな株が多めに入っているのでこの様な比率になっています。
よく全世界株とS＆P500どちらがいいか議論する人がいますがどっちでもいいとおもいます、20年後のことを議論しても当てられる人は少ないし、全世界株式とS&P500はかなり似たような値動きをします。考えるよりもやってみることの方が大切です。
積み立てについて
よく少し積立nisaを勉強して早めに購入した方が良いという言葉に影響されて一括で多めに購入する人がいます。これは悪手です。上手くいくこともあると思いますが、株というのは上下に動くものです。一括で多めに投資してしまった後に暴落が来ることも良くあります。暴落前に一括で投資しているとその暴落の期間を含み損で過ごす必要があります。それだと特に初心者の方は辞めてしまうと思います。せっかく積立nisaを調べて始めたのにスタートダッシュがマイナスだとやる気を失ってしまうと思います。積立nisaは毎月一定の金額を投資することで株価が上がっているときには少なめに、下がっているときには多めに購入することができます。そうすることでプラスになる確率が上がります。この仕組みを使わない手はありません。一括で投資してしまうとこの仕組みを潰してしまうことにもなりかねません。また途中でやめてしまうのは非常にもったいないです。S＆P500や全世界株式の長期チャートは現時点では上昇し続けていて一括で投資した方が良いと思うかもしれませんが先のことは誰にもわからないので堅実に行きましょう。
最後に
このブログを少しでも役にたててもらえると嬉しいです。特に積立nisaを初めて調べた後に気持ちが高ぶって一度に多く入金してしまう人は多いと思います。投資は熱くなっている人が最も危険です。気楽にいきましょう。
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